衛生チェックの重要性~従業員様の状況は把握できていますか?~

1)検便

食品の製造や調理をされている方は検便を行うようにしましょう。年間の実施回数や検査項目については学校給食や飲食店などの業種、取引先やテナントなどとの取り決めなどで異なりますので、自社の状況に合わせて実施してください。また健康な人でも病原菌を持っていることがありますので、確認のためにも実施するようにしましょう。

 

2)健康チェック(体調管理)

下痢や腹痛、発熱などを起こしている人を把握していますか? 咳がでていませんか?

秋から冬にかけてノロウイルスによる食中毒が多発する季節になります。下痢などの体調不良を起こしている方を事前に把握するのは非常に重要です。食中毒の発生を未然に防止するための対策だけでなく、大流行が懸念されている新型インフルエンザに対しても、社内での流行を食い止める手段の一つにもなりますので、実施をお願いいたします。

 

・手指に化膿巣や傷はありませんか?

手指の傷の部位には、食中毒菌である黄色ブドウ球菌が繁殖しています。該当する方がいる場合は食品に直接触れる仕事は避けるようにしましょう。どうしても作業から離れられない場合は、衛生手袋を着用して直接触れないように作業することが大切です。

 

3)身だしなみチェック

・頭髪

11日当たり50100本の頭髪が抜けるといわれています。8時間調理や加工を行っていると作業中に15本~30本以上の頭髪が抜けていることになります。30人がいれば450900本の頭髪が厨房や作業場内のどこかに落ちていることになります。帽子などで頭髪の混入を防止しましょう。

 

・装飾品

指輪・腕時計・ブレスレットなどの装飾品は必ず外しましょう。装飾品は細菌の温床になっています。作業に入る前に外して、付けていた部分は特に念入りに手洗いをしましょう。

 

・爪

指と爪の間は装飾品と同様に細菌の温床になっています。常に短くしておくことが重要です。手洗いの時も爪ブラシを使用して指と爪の間を念入りに洗いましょう。

 

・服装

清潔な服装・帽子などを着用しましょう。衛生面だけでなく見た目にも重要です。

 

・手袋・マスク

盛り付けなどの指定された作業時には、必ず着けましょう。また、風邪(鼻水・くしゃみ・咳)の症状がある時は、マスクは必ず着けるようにしましょう。

 

2)(3)については毎日の状況が把握できるようにチェック表を作成して管理していくことが重要です。

2009/09/01 更新